借金だらけの底辺生活から幸せの絶頂へ|第4回・双極性障がいとわたし

借金だらけの底辺生活から幸せの絶頂へ|第4回・双極性障がいとわたし

こんにちは。ばんびです!

社会人生活も10年近く、彼氏なし、持ってるのは借金だらけでお先真っ暗…

私が借金地獄に陥っている中、一緒に球体関節人形にハマった友だちSもカードに味を占め生活費にまで使うようになってしまいました。

彼女はこれではダメだと気づき、カードを解約。幸い高収入の職業だったため早期に清算できたそうです。

また、かつてヲタク友だちだったNが急によそよそしくなったと思ったら婚活していて30歳直前に結婚、大学時代の友だちM(卒業してから友だちになった)も婚活の結果結婚…

身近な友だちや知人、従妹などが結婚し始め人生の迷子に入ります。

人生迷子の中で…

ズブズブに仕事漬け・趣味漬けの生活

どんどん結婚していく友だちや知人などを横目に、フリーになった私は仕事にまい進するようになりました。

心の中では「結婚」に対する焦りはあります。

しかし、普段は会社と家との往復ばかり、いざ出かけるとなっても友だち達とライブに行く位…自然な出会いなんてありません。

当時住んでいた街での人付き合いは会社の人中心で、食べたり遊びに行くのも会社の同僚等。仕事・趣味・恋愛に没頭していて普通の(?)友だちを作る機会がなかったのです。

孤独から逃れたいのと癒しを求め、知識も浅いというのにハムスターを飼ってみたりしました。

仕事が早く終われば格安のひとりカラオケ店で数時間…好きなアーティスト、ジャニーズ、女性アイドルなど歌いまくり、いつの間にか腹式呼吸まで習得してました。そこで寂しさと暇な時間を紛らわせていたのです。

カラオケで思いがけない出会いが…

安価で気分が上がるするカラオケが新たな趣味に加わり、時間があるごとに通っていました。

そんなある日、会社の仲間をかき集めて行くことになります。

すると!そこで思いもよらぬ出会いがあったのです!!

その人は私が十八番にしている曲や好きな曲を次々と選曲してきます。…な、仲間!?

しかしながら、その人は仲良くしている後輩Mの彼氏でした。年齢は私より10歳年下です。それにしても曲選が同じすぎて…自分と同じ香りがするのが気になりました。

でもちょっと待って…後輩の彼氏…ましてや10歳下…20歳になったばかり…出会った当時、彼は私の恋愛対象ではありませんでした。

彼と後輩Mとの確執

しばらくして、後輩Mと彼が別れたことをM本人から聞かされました。

カラオケに行った時はそんな風に見えなかったのに突然彼から別れを切り出されたそうです。

しかもMには1か月も経たないうちに新しい彼氏ができた等々…。

そんな話を聞きながら私は「若い子は切り替えと展開が早いなあ」…と、ただ若い子たちの恋愛話に驚いていました。

ちなみにこれは後々彼から聞いた話ですが、後輩Mは別れを切り出されたショックで、その晩彼の自宅に乗り込み包丁を自らの首にあて、「別れる位なら死んでやる!」と脅したそうです。

見かねたお母さんが「帰りなさい」と追い返して未遂に終わりましたが…。

そんなことがあったのに「別れた・新しい彼氏ができた」と話す後輩Mの表情に全くそんな素振りもなく、むしろ幸せそうにしていたことにはびっくりしました。

幸か不幸か、神が現れる!!

ライブ参戦後、路頭に迷う

月日は過ぎ、とあるアーティスト(元はユニット)のソロライブがあることを知ります。

そのアーティストはソロライブ自体が数年振りで、友だちSの長年に渡る布教活動の結果、私も初めて参戦することにしたのです。

ライブは私が行ける範囲で2か所(2日間)開催されると聞き、両日チケットを押さえます。

初日・二日目とライブや接触イベントを堪能し、私はソロ活動の虜になりました。

余韻に浸りながらも友だちSとはバスターミナルで別れ、予約なしの最終便でいざ帰ろう!…としたところで「満席です」とのアナウンス。

同日に大人数のライブがあったようで、増便しても目的地行きのバスは満席…

けれども、散財癖がある私のお財布の中身はすっからかん。ホテルに泊まるお金もなければ、電車に変更するお金もありません。

ネットカフェで一泊ということも考えましたが、以前ライブ帰りにネットカフェに泊まった時、音や光で寝付けずに辛かった経験があったのでパスしました。

何をもってそうしようと思ったのか…というところですが、私は途中まで帰れるバスに乗ることにしました。そこで時間を潰して始発電車で帰ろうと。

こうして、とりあえず自宅方面に向かうことになりました。

秋の深夜にひとりぼっち

車中連絡をしていたのは先ほど別れた友だちS、そして先述の後輩Mの元彼。

実は彼とは、ジャニーズや女性アイドル好きという趣味が合うということで、メールアドレスを交換していたのです。

予定していたバスで帰れなくなった事、別の便で一応帰ってることを二人に伝え、何度かやり取りしているうちに携帯の充電がなくなってしまいます。

バスは目的地に到着したものの、案の定終電は出た後。ファミリーレストランで時間を潰すことにしました。

しかし、前述の通りお財布に余裕はありませんし、携帯の電池もなく時間潰すのに困りました。ただただ、ショップから貰ったお洋服のリーフやライブのチラシを繰り返し眺めるのみです。

そのうちトイレにコンセントがあるのに気づき、悪いと思いながらも持参していた充電器で少しだけ充電して、彼に一通だけ下車したバス停付近にいるとメールを送りました。

ところが、その日そこのファミリーレストランは、運の悪いことにメンテナンスのため午前4時で閉店だったのです。時間が来ると店を追い出されてしまいました。

秋風冷たい早朝、長距離用の電車が動き始めていたので幸い駅舎は開いていました。

酔っ払いが多く、「時間よ早く過ぎろ!」と時間が来るのを待ち来た電車に飛び乗り帰宅しました。

携帯を充電すると彼から沢山のメールと着信履歴が。一晩中私が伝えた場所近辺を探していたそうです。

でも無事を知りよかった…ということでその日は徹夜疲れもあり、連絡や荷ほどきもままならいまま眠りにつきました。

春到来の予感…?

すると後日、彼からメールが来ました。

「一緒に食事に行ってくれませんか」

正直えっ!?と思いました。

仲良くしている後輩Mの元彼だし(もうMには新しい彼氏がいるにしたって、です)…10歳年下だし…と悩んでいる間も若い彼はどんどん攻めてきます。

でも積極的なアプローチを受けているうちに、趣味は合うし21歳になったからありかなあ?(1歳年を取ったところで年の差は変わらないのに何なんだろうという感じですが)とも思うようになっていました。

結局、「後生だから」と食い下がられて食事に行くことになりました。

その日は他愛のない会話で終わりますが、また翌日お誘いが。

実は彼はあのカラオケの一件で、私のことを好きになってしまったということ。会社にいても通りすがりに目で追ってしまう、是非付き合ってほしい…と。

恋愛事に焦ってた私にとっては願ったり叶ったりの告白でした。

実は天秤にかけていたけれど…

実を言うとこの時期、恋に迷走していた私は恋愛相談の占いを受け、占い師から勧められた自分の甥と何度か会っていました。

職業はお固い公務員、勤務中は長期の出張もしょっちゅうで、住んでいる場所も勤務地も遠方です。

万が一この甥と結婚ということになれば住み慣れたこの地を離れるのですが、何度会ってもいまいちピンとこないのです。

甥と結婚すれば生活は安泰でしょう。でも寂しさに飢えてる私には、たとえ相手が高収入でも一緒になった人が長期間不在にすることや、見知らぬ土地で生活することに耐えられないだろうなという思いがあり、渋っていたのです。

猛アピールしてくる若い彼と甥との間で揺れている自分がいました。

しかし、交際中も結婚後もなかなか仕事で会えない人より身近な人!何よりこんなにも自分を好いてくれてるのに!と、彼の気持ちに心を打たれていたのも事実です。

押され押されて…

更に翌日も食事に誘われます…

言ってくることは同じです、あの手この手で猛アピールを繰り返します。しかし、一向に答えを出さない私。

滞在時間が長くなったので店を出て夜景がよく見える高台で話を続けます。

そして私は、

「孤島に一人いる私を船に乗せてくれるの?」
「乗船拒否しない?」
「こんな年上の私でいいの?」

と念を押した上で、OKを出しました。久々の彼氏です!

とうとう私にも、春!

急速に縮む距離

そこからは、カラオケの一件やハムスター飼いなどいくつか趣味が似てるということもあり、距離が縮むのも早かったです。

お互いの内面を知れば知る程互いに強く惹かれ合うようになりました。

彼オススメの場所に連れて行ってもらったのが初めてのデート。

前日に電話で「今下見してきたんだよ!」という可愛さ。大人だった元彼にそういった発想はありませんでした。そのギャップにますます私はのめり込みます。

付き合って半月後には向こうの親公認で私の家で半同棲を開始、仕事が同じ時間帯に終わる日は一緒に帰り…その後デート。

一緒に夕飯を作り、一緒に寝ました。休日もデート。

寝ても起きても彼がいる…それが当たり前の日々で週6日はうちにいる位でした。(1日はお母さんの様子を見に帰る位)

周知の事実になっていく

そうこうしていれば周りの人に関係が知れていくのも時間の問題。

ある日後輩Mの車とすれ違ったようで、Mは彼に対して嫌味を言うようになり、私に対しては一切口を利かなくなりました。

仲が良かったMとの趣味繋がりの先輩・後輩の関係は壊れてしまいましたが後悔はしていませんでした。

半同棲しているくせに彼のお母さんへのご挨拶がまだで、ようやくご挨拶。堂々と家に行くようになりました。

うちの両親にも彼を紹介し、年齢差もあるしどうだろう…と心配しましたが元彼の時とは違い、今回はうちの両親も悪い顔をしませんでした。

毎月の記念日には手紙を交換し、プリクラを撮って、食事をしたり。他愛のないこと全てが楽しい、愛おしい。

借金まみれだった私が貯金をして旅行に行ったり。

共通の趣味であるジャニーズのコンサートに行き、時にはそれが親御さんも同伴だったり。(同室Wベッドを予約される位信用されていた…)

若い彼も残業が少ないという訳ではありません。

しかし、勤続年数の関係もあり収入はも少なく、生活レベルを合わせているうちに自分の買い物も身の丈のあった価格帯の物に変わっていきました。

恋人同士、片方だけがいいお値段の物を沢山買ったり食べたりしていても楽しくないですもんね。

私もいよいよ変わる時

「結婚」がちらつくとともに

そうこう日々を過ごしているうちに2年半経っていました。自然と二人の間に「結婚」の文字が浮かんでくるようになってたのです

交際期間も長すぎず短すぎず…彼氏・彼女ではなく夫婦になってもいいのではないか、と。

結婚を意識した途端、大借金を抱えていた私が突如変わりました

多数の借入れをおまとめローンに借り換え、浪費を止め返済にひたすら回りまりました。(借金の存在は秘密にしていたので、デートは辛抱、辛抱な内容にはなりましたが)

おかげで、あんなにあった借金を完済。

そればかりでなく、貯蓄をすることができたのです!!!

彼の方は偶然宝くじが高額当選(!)し、そのお金は式関係諸費用、新居関係諸費用、新車購入費用に充てました。

これでお金の面は解決です。

待ちに待ったプロポーズ

そしてこの時が来ました!プロポーズ!

旅行とは名ばかり…まあ今日なんだろうというのはバレバレなんですが、そこは目をつむって。

雪が舞うクリスマスイブ。(雪は偶然降った)

イルミネーションで有名な某所。

本当は彼曰くある場所を狙っていたのですが、人が多すぎて室外のベンチに急きょ変更したそうです。

言葉では伝えられないとのことだったので、事前に書いてきた手紙の朗読でした。

口頭だと聞いた言葉を一時胸にしまっておくことができますが、時が経てば忘れてしまいます。でも手紙だと形が残ります。

記念日ごとに手紙をやり取りしていたのが今回活かされ、口頭より断然嬉しかったです。

その夜は普段の旅行では泊まれないレベルのホテルを抑えており、いつものように横並びに寝ながら幸せを噛みしめました。

年が明け、改めて両家の両親に結婚の意思があることを伝え、二つ返事の了承を得ました。

ついに私が求めていた「幸せ」の一歩を掴んだのです!

ハッピー・ハッピー・ウェディング

幸せは着実に

式場は、かつて同期の子が式を挙げた、県内で一番格式がある式場に決め(憧れのチャペルだった)、日取りは大安かつ母の誕生日。

婚約指輪と結婚指輪も用意してもらい、顔合わせの食事会、入籍日は私が誕生日を迎える前の大安にしました。

ウエディングハイとは恐ろしいもので、憧れのドレスはドレスショップを延々巡り50着近くお試し。

イミテーションのアクセサリーでは満足できずミキモトのティアラ、ネックレス、イヤリングをレンタル、その分カラードレスとブーケを辛抱。

料理や引き出物、催し物など式の準備を進めていきました。

衣装決めの勢いで前撮りもしちゃおう!と、和装(白無垢・色打掛)で撮影もしました。

両家両親は子ども達の晴れ姿に大喜び。カメラマンさんの後ろで写真撮りまくっていました…(本当はダメなんですが親もウエディングハイでした(笑))

新婚の準備は万端!

2人の新居は将来子どもが産まれた時を考えて、

・利便性が良く、
・会社に近く、

を条件に。

その界隈は他所よりファミリー向けの家賃相場が高く探すのに苦労しました。が、偶然条件に合う物件を見つけ、即決。

入籍の日には、上司の理解もあり会社を早退していざ役所へ!(諸手続きを1日で終わらせたかったという配慮もありました)

ああ…私も苗字が変わったんだ…

彼は恋人から「旦那さん」にランクアップしました

手続きが面倒にならないよう同時に引っ越しも済ませ、家族とごく親しい友だちのみの招待でしたが、あっという間に無事結婚式も終わりました。いつもドライな妹は大泣きです。

式の前々日には、所属している部を上げてお祝いまでしてもらいました。会社から、社長から…とそれぞれにお祝いを頂きました。

周りのことが羨ましい…なのに自分は…と思っていた卑屈な時代な時代は終わり、正に幸せの絶頂期を迎えるのでした。

ですが、次第に幸せなふたりの生活にはかげりが見えてきます。

その辺りはまた次回お話しします。

ここまでの更新:

わたしが社会に出るまで|第1回・双極性障がいとわたし

仕事、一人暮らし、そしてカード地獄|第2回・双極性障がいとわたし

社内環境の変化と恋と別れ|第3回・双極性障がいとわたし

借金だらけの底辺生活から幸せの絶頂へ|第4回・双極性障がいとわたし

幸せの絶頂から叩き落とされて…|第5回・双極性障がいとわたし

闘病生活と結婚生活と仕事と|第6回・双極性障がいとわたし

奔放な恋愛と仕事での絶望、そして運命の出会い|第7回・双極性障がいとわたし

就労支援による再々就職と止まらない衝動|第8回・双極性障がいとわたし

障がい者手帳・自立支援手帳・障がい年金についての体験談|第9回・双極性障がいとわたし

続かない就労支援と病状の悪化、旦那さんの葛藤|第10回・双極性障がいとわたし

仕事と家庭と病気、そして今のわたし|最終回・双極性障がいとわたし

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