顔面が痙攣してもやめられない…発達障害と依存症の関係|第八回・発達障害を考える

顔面が痙攣してもやめられない…発達障害と依存症の関係|第八回・発達障害を考える

最近顔面痙攣が起こるまで液晶とにらめっこする日が増えてきていてやばいな、と思っている氷野である。

というのも、仕事が楽しい、ブログを書くのが楽しいのだ。

もうこうなってくると燃え尽きるまで止まらない。仕事が楽しくていつでも案件を探し求めているのはいいのだが、精根尽き果てるまで血眼になって液晶とにらめっこしているのは我ながらどうかと思うところである。

そこで今回のテーマは、発達障害と依存症の関係についてだ。

発達障害と依存症の関係

発達障害だと依存症になりやすい?

一般に、発達障害を持っている人は依存症になりやすい傾向にあるという。

27歳、発達障害で性依存に陥った彼女の真実 | 私たちは生きづらさを抱えている

飲み過ぎてしまうのはなぜか:朝日新聞デジタル

これらは発達障害を持っている人が実際に依存症になってしまった体験談だ。

実際、氷野も長いことツイッター廃人をやっていて、伴侶から「いつも携帯を見ている」と指摘され、長く、ケンカのもとになってきた。

人間関係を壊してもやめられないのが依存症。自分に依存の自覚がないのも怖いところである。

発達障害があると依存症になりやすいのはなぜか

こちらのクリニックの研究によると、薬物依存症の約50%、アルコール依存症およびギャンブル依存症の30%超に発達障害が認められたそうだ。

発達障害と依存症(マリアの丘クリニック)

発達障害の中でも特にADHDの患者の脳内では、「脳内報酬系」という、快感や意欲に関わるドーパミンを放出する機能が不活性的である傾向だということがわかっている。

そうすると、なかなか脳がやる気や快感を感じることができず、常に動き回ることで快感を得られるものを探すようになりやすいのだそうだ。この「常に動き回ること」が「多動性」とみなされることもある。

思えば、ツイッターはいつも最新のツイートで溢れている。アプリを開けば目新しい情報に触れることができるので楽しいと感じて何度も何度も「ツイートを読み込む」をしていたように思う。氷野がツイッター廃人になったきっかけはそのあたりにありそうだ。

ADHD患者が脱依存をするために

脱依存の例と解決策

こちらの記事は発達障害と依存症の関係を調べている時にヒットしたブログ記事だ。

【発達障害】アルコール依存からの脱出!脱獄王にオレはなる!【ADHD】 – カイシンノステミ

この記事を読んでいてハッとさせられた言葉がある。

他の何かに依存しちゃえばいいじゃん。

筆者のこの言葉には、ADHDを持つ人が脱依存を成功させるための大いなるヒントが隠されているように思う。

要は、不健全なものに依存しているから社会的に孤立してしまったり日常生活に支障をきたしたりしてしまっているわけで、健全なものに依存してしまえば、社会的にもその依存は容認され、日常生活に及ぼす支障も減少してくるという訳である。

記事の中で筆者はアルコール依存から過食を経て、ゲームに熱中することでアルコール依存症を克服したと書いてあった。

氷野も、ライティングの仕事を楽しいと思い始めた頃からぱったりとツイッターを開くことがなくなった。依存先がネットの世界からライティングの仕事に移行したのである。

健全なものに依存することのメリットと依存先の選び方

何事もやりすぎは良くないと思うのだが、それにしたって、同じ依存してやめられなくなるのならば、アルコールやギャンブルよりも、仕事や筋トレの方がずっといい。だって仕事をしているならお金が入ってくるし、筋トレをしているなら健康になるからだ。

ADHDの人が選ぶべき依存先のポイントとして、「レスポンスが早いもの」を選ぶといいのではないか、と考えた。

というのも、ADHDの人は短い時間で脳内報酬を得られるものの方が、長期目標をクリアすることで脳内報酬を得るものよりもハマりやすい、という特徴があるからだ。

氷野が在宅ワーカーを選んで良かったと思うのは、じっくり長期間プロジェクトを練って報酬を得るよりも、短い納期でぱっと納品して報酬を得られる在宅ワークの方が性に合っていると気付いたからである。

これからの氷野の仕事選びのポイントは、短期でぱっぱっと仕事を鞍替えできるものになってきそうだ。

ADHDは飽きっぽく、興味のないことに関しては集中力が続かないことが多いが、その分フットワークが軽いと考えて、いろいろなことにチャレンジして見るのもいいかもしれないなと思った次第である。

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