杖をつかないと歩けない…自律神経失調症と身体機能の減退。えいらさん・女性の場合|第1回・精神疾患を考える

杖をつかないと歩けない…自律神経失調症と身体機能の減退。えいらさん・女性の場合|第1回・精神疾患を考える

今回から7回にわたり、様々な精神疾患の末端症状として現れることの多い、自律神経失調症について特集していく。

ひとくちに自律神経失調症と言っても、その症状は非常に多岐に渡る。

それぞれの体験談を通して、ひとつひとつ学んでいくことができれば幸いだ。

第1回となる今回は、えいらさんという女性の方にお話を伺った。

えいらさんの症状の概要

体温調節ができなくなり、暑い寒いを一日中繰り返し、調子の悪い日は耳管開放症を発症していました。

また、杖をつかないと歩けない程度の四肢の痛みが続き、日常生活がかなり厳しい状況でした。

うつ病は持病で持っており、風邪をこじらせたのをきっかけに症状が発生。風邪の通院の延長でMRI含む検査をするも異常が見つからず。

最終的に漢方医にて、診断されました。

会話が聞き取れず聞き返すことが多い

台風や、低気圧も関係しているようで、気圧の低い日に発生しやすいです。また、どうしても気持ち的な負荷が多いと発生します。

近くの人との会話はまだかろうじてできるのですが、電話や、電車のアナウンスがこもって聞き取りづらくなり、スピーカーからの音声を聞き取るのが極端に苦手になりました。

聞こえづらい状態の時は体もだるくなり動くことが億劫になります。料理をするのも洗濯をするのも苦痛に感じます。

四肢が痛い

触れて痛い痛みとは違い、血流が悪い痛みに似ています。

膝が笑ってしまい、歩くのも困難なため、杖をついての移動をせざるを得ない状況で、通勤の際の徒歩が辛く、また電車で立っていられないのがとても困ります。

走れないのももちろんですし、なにもしなくても痛みがあり、眠る際の寝つきも悪いことがしばしばです。

むくみも出るため、マッサージなどしようとしますが、少し力を入れてマッサージするだけでもかなり痛いです。

体温調節ができない

夏でも外で寒いと感じてしまうことがあり、また比較的涼しくても暑くなり汗が出ます。

一番困るのは、日々の服で、常に上着や膝掛けを持ち歩いたり、時に夏場でもカイロが必要になったりします。

一度暑くなるとかいた汗で一気に体が寒くなるため、上着の調節などを頻繁にする必要があり、職場でも仕事に集中できないことがあります。

外出時、上着を忘れてしまった際、夏の場合店で扱ってなかったりで困ることが多いです。

えいらさんの講じている対策

うつ病の薬は長期に渡り服薬中で、自律神経の症状については漢方を服薬しています。

ストレス状態や季節、気圧により漢方医と相談しながら漢方を微調整します。調整がうまくいかないこともありますが、かなり楽になってきています。

ただ、漢方は服薬が面倒で飲み忘れが生じやすいのが難点だと感じています。

他に対策としては、歩行は杖、暑さ寒さは上着の調節を実施しています。

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